オリオン主要部(自宅から)

CANON EOS KissX4(改造) CANON EF135mmF2L (Astronomik UV-IR-Block)
ノーフィルタ F5.0 ISO400 240秒 8枚コンポジット
SC64フィルタ F3.2 ISO400 240秒 8枚コンポジット
RAP2にてダーク減算、フラット補正 PhotoShopCS5にて現像
作成途中の画像でHDR合成。
5184×3456のうち中央部分の3888×2592をトリミング
赤道儀GF50 Lodestarにて1軸自動追尾
10月20日撮影。撮影地は福岡。

 GF50のテスト撮影の1カット。
 なかなか光害がひどい自宅から思いの外よく撮れたんじゃないかなと思う。
 元絵の左下は光害で緑に染まっている。

 いくつか問題がある。光害は遠征をすればかなりの程度軽減できるが、問題はフォーカス。RGBは明るいからいいが、SC64で撮る時は暗くてBahtinovマスクが使えない。今回からノートパソコンにUSB経由でライブビューを写して等倍にしてピント位置を探ったがRGBは見えてもSC64は難しかった。SC64は真っ赤なフィルタでRGB画像とは若干ピント位置が違う。合わせきれないと星像が寝ボケる。残念ながらピンの山を捉えられなかったみたい。そのせいかやはりSC64では星像が若干肥大していた。
 あと、SC64の明るさ。時間を伸ばすにせよ絞りを開くにせよISO感度を上げるにせよもう少し明るさが稼げればなと思った。後で撮るダークのことを考えたら絞りを開くのがいいけどコレ以上は開きたくないなとか。

 今回GF50にて撮影したが、これは使える。軽いし機動性が高い。現場でのセッティングが楽だし、極軸も出しやすい。オートガイドも出来る。タイミングがあれば遠征して撮りたい。