いて座

CANON EOS KissX4(改造) SAMYANG 35mmF1.4 (Astronomik UV-IR-Block)
LEEフィルタ ソフトNO.1 F4 ISO3200 90秒 16枚コンポジット
TG-SP2赤道儀にてノータッチガイド
2012年3月27日撮影。撮影地は熊本阿蘇外輪山南麓。
PhotoShopCS5にて現像

 いて座。

 天の川を挟んでさそり座の対岸。
 がっつり撮ると天の川が明るくていて座は目立たないというか。
 α星はルクバトと言う名前なんだけど、この写真じゃ画角の下。これ以上カメラを下に振ると木が邪魔をしてしまう。
 下の位置関係図ではルクバトは左下に伸びる線のまだ下の方。4等星だからそれほど明るくない。
 のでいて座の全景はまた今度かな。
 ひしゃくをひっくり返したようなのは南斗六星

 いて座の中には球状星団が多い。
 M22、M28、M54、M70、M69、NGC6624、NGC6723(写真の下の方のタイトル無しの○の中)。
 このあたり、妙に固まっているなという印象。ピントが甘くて若干流れているので拡大写真はなし。

 あと、やはりメインは天の川。
 肉眼じゃ厳しいけどカメラでは写る。
 上からM16(わし星雲)、M17(オメガ星雲)でその下の白い横に倒したような長い三角形のあたりは通称「バンビの横顔」、でその下のM20(三裂星雲)、M8(干潟星雲)。
 この中で、M17(オメガ星雲)は昨年の7月14日に公開した。

 あと、M20(三裂星雲)、M8(干潟星雲)は7月2日に公開

 このあたりの領域の撮影好機は梅雨頃というのが超残念。
 まぁ、梅雨の晴れ間に当たれば、逆に雨に洗われた美しい空で撮ることが出来る。
 後は雨の神様と月の神様に邪魔されなければいいのかなと。

 天の川を登っていけばわし座やらこと座やらはくちょう座がある。
 賑やかだねー。
 冬の一等星だらけの空もいいけど天の川が美しい夏の空もいいねー。