てんびん座

CANON EOS KissX4(改造) SAMYANG 35mmF1.4 (Astronomik UV-IR-Block)
LEEフィルタ ソフトNO.1 F4 ISO3200 90秒 8枚コンポジット
TG-SP2赤道儀にてノータッチガイド
2012年3月27日撮影。撮影地は熊本阿蘇外輪山南麓。
PhotoShopCS5にて現像

 星座の形を知らないということで始めた星座シリーズ。
 今回はてんびん座。
 真ん中の上側にある青い星(ズベンエルケマリ)を左右の頂点として右側が右下の青い星、其の左下の赤い星、その左少し下の橙色の小さい星、少し大きな星が並んでいる。また左側はズベンエルケマリの左下の白い星(ズベンエルハクラビ)、その左下の白い星。β星のズベンエルケマリの2.6等星で一番明るいのかな。右下のズベンエルケヌビがαで2.8等星。
 ズベン−XXのズベンは爪という意味らしい。元々はさそり座のハサミの部分だったらしいけど分離独立したんだって。(Wikipediaより)まぁ、天秤にそんなに沢山爪はないわな。
 左側に見えているさそり座の頭の三ツ星が派手に目立っている。

 さそり座のひとつ手前であまり目立つ天体はない。真ん中あたりにNGC5897と言う球状星団があって、実はこの中にも写っている。
 画角の真ん中辺りに橙色、青、橙色と言う少し小さな星の連なりがある。その青、橙色の真ん中辺りの少し東側(左側)に星のような光の塊がある。まぁ上の写真じゃよくわからないだろう。


 各星々やNGC5897の位置関係は上の通り。(上の写真のさそり座のアクラブの名前を間違えていたので差し替えた。(4/15))
 画面の左側がさそり座方面、右側がおとめ座方面。おとめ座としし座の間ぐらいで黄道が赤道の南側に入り込み、黄道12星座の南中高度はどんどん低くなってくる。

 画面の中央にいるのがNGC5897。ピクセル等倍まで拡大してまぁ拡がりがある球状星団だなってわかる。35mmで結構撮れるんだと自画自賛気味。ただ、若干流れているのが減点かな。ピントも少し甘いかも。

 結構低空にあるうちに撮ったから下が明るい。現場ではほとんど真っ暗なんだけどね。