M42

CANON EOS KissX4(改造) EF400mmF5.6L+KENKO TELEPLUS MC7(×2) 800mm相当(LPS-P2-FFフィルタあり)
ノーフィルタ ISO1600 180秒 6枚コンポジット
ノーフィルタ ISO1600 120秒 6枚コンポジット
ノーフィルタ ISO1600 60秒 6枚コンポジット
RAP2にてダーク減算/フラット補正(60秒のみ実施せず) 
PhotoShopCS5にて現像 180s、120s、60sをHDR合成
11月21日撮影。撮影地は福岡。

 800mmのオートガイドだけどダメなカットもあったけど概ね上手く行った。
 まぁ、オリオン座の中ということで輝星が多くガイドエラーが殆ど無かった。
 中には星が泳いだようなカットがあったが失敗のないガイドをするためにもう少し追い込みが必要かなと。

 あと、いつも簡単に考えるので構図の失敗が多い。
 今回もM42だけを撮ろうと考えて横位置にして撮ったけど、800mm+APS-Cの画角を考えるんだったら結果論的には縦位置だったなと。あと、横位置にしても少し右に振れているのはM42の一番明るいところを画角の中心にしたためで、星を何年も撮ってきている自分としては情けないと言うか、おめーM42の形も覚えとらんのかと。

 今回はHDR合成をやってみたけど、長時間露出じゃないと出ないM42周辺のガスと真ん中辺りのガスの模様が結構上手く出たなと思う。処理の使用によってはもっと面白いことが出来るかもしれないけどいつまでもいじくりまわしても仕方が無いので取り敢えず公開しました。

 もうひとつ、実はこの中にトラペジウムもわかるようにしたかったんだけど、さすがに難しいね。
 あれはそれ単体で撮るんだったら、M42の一番明るいところにあるから露出を短くして長−い焦点距離で狙うとうまくゆくんだろう。800mm程度じゃまだまだかも。