はくちょう座のHα領域(小浜島)

CANON EOS KissX4(改造) SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM (LPS-P2-FFフィルタあり)
ノーフィルタ F3.5 ISO3200 120秒 6枚コンポジット
SC64フィルタ F2.2 ISO3200 120秒 6枚コンポジット
RAP2にてダーク減算 PhotoShopCS5にて現像
9月26日撮影。撮影地は八重山諸島小浜島

 毎年同じような構図で撮っているなと思う。
 だけど、今年はSC64ででもちゃんと撮った。
 とは言え、ノーマルとSC64を8枚ずつ撮ったんだけど連続断雲通過で2枚ずつが使用出来ずに6枚ずつのコンポジットとなった。
 正直、もっとコンポジット枚数が欲しいかな。どうなるか試してみたい。だけど、この一枚でもなんのかんので撮影に1時間程度の時間がかかっている。

 左上から「北アメリカ星雲」。写真の方向がいいのか北アメリカの形がよくわかる。。その隣が「ペリカン星雲」。その横の輝星がはくちょう座のα星のデネブ。その右斜下がサドルとその周辺のHα領域。
 左下には「網状星雲」の片割れだけがその形がわかる。

 処理は、コンポジットしてカラー画像とSC64画像からカラー合成して、レベル補正で上下を切り詰めてHα領域のマスク作って、レベル補正+マスクでHα領域の明るさを調節してマスク使って彩度を調節して、あとはコントラスト+比較明合成とコントラスト+比較暗合成で明る側と暗い側を各々別個に調節した。
 シャープ系の処理は使っていないよ。
 

 同じ単焦点50mmのレンズとX4なので一昨日の射手−サソリ座の天の川と天球上に占める面積は同じ。
 どちらも無茶処理はかけてない。これだけの色の差が出るんだなと。


Stella Theater Pro(http://www.toxsoft.com)で作成

 構図的には上記の通り。
 はくちょう座を中心に考えるとだいぶずれている。