太陽の中の太陽/カール・シュレイダー
読了。
- 作者: カール・シュレイダー,Stephan Martiniere,中原尚哉
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: 文庫
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ヘイデンは小国エアリーの出身である。子供のころにエアリーが人工太陽を持とうとしたその時のごたごたに巻き込まれ両親を失った。長じた後、失った両親の仇を打つべく大国スリップストリームの提督の館に潜り込んだ。
読んでいて、どこか「天空の城ラピュタ」をイメージしたのは私のイメージが貧困なせいだろうか。天空に浮かぶ巡洋艦や戦艦のイメージ、バイクのイメージはどうしても宮崎駿の世界をイメージしてしまった。絵としては浮かびやすいSF。故大元帥の名言「SFは絵だねぇ」を地で行った感じであった。
ヘイデンとしての物語はこれで終わったのかもしれない。ただ、読んでいてこの世界はこの一話で終わるんかい?と思っていたらちゃんとこの世界の続きは出ているみたい。