ラウンド(虫編)

渓流で。

ツチイナゴと思われ。涙目のツチイナゴと言われるらしい。昆虫エクスプローラにもあったけどたまにモズのハヤニエになって有刺鉄線の棘々に突き刺さっているのを見る。

モンシロチョウだよなぁ。羽根の全体を覆っているうっすい黄色。付け根近くの鮮やかな黄色。白い羽根に黒い紋の蝶は良く見る。モンシロチョウと私はひとくくりに呼ぶけど目を凝らして見ると個体によっていろいろ違うことが多い。同じ種類なのか違う種類なのか。多様なのはうれしい。

ルリシジミでしょうか。渓流にかかる橋の手すりに留まって口吻を伸ばして何かを吸っている。何吸っているんだろう。

毎度お馴染みのオオカワトンボ。薄暗いところでプログラムモードで撮っているのでどうしてもシャッター速度が遅くなって微妙にぶれる。普通のサイズだとあまり気にならないけどトリミングすると一目瞭然。そんな写真を何故載せるかと言うと、このトンボが好きだから。

飛行中のサナエトンボ。私の真横にきてホバリングしやがった。カメラを構えてオートフォーカスで合焦させてシャッターを2回切る時間だけ。ぶれているけど、飛行姿勢が撮れた。SF映画か何かに出てきそうだ。脚は後ろ向きになるんだ。前の2組は胴体にきっちり沿わせているのかな。長い一番後ろの脚は持て余し気味に後ろに伸びる。
カワトンボのヒラヒラ飛びとは明らかに違う。