タナゴ釣り行(自宅近傍編)

昨日(20080315)に久方ぶりにタナゴ釣りに行った。飼育のための捕獲というより、いつものポイントに何がいるのかなと確認に行くのが目的だった。
釣りの道具は下の写真。

師匠が作った5本継の竹のタナゴ竿、餌を入れて押し出す餌用の黒いポンプ、ホットケーキミックスと卵黄と酒少々を混ぜた黄身練、タナゴ仕掛け(既製品)、プラケがとりあえずの道具で、この他に蓋がピッチリと閉まるバケツと電池で駆動するエアーポンプがあれば長距離のお持ち帰りも可となる。
竿を繋ぎ仕掛けをつけ、たまにメダカがかかるぐらい冗談みたいに小さい針に黄身練を付けたらあとは水面に放るだけという、いたってシンプルな釣りである。投げ釣りと違いリールなどという機械仕掛けもいらないし、餌の青虫に指を齧られるなどということもない。
ただ、仕掛けは小さいし糸は細いしで、餌つけの時や仕掛けがお祭りした時など老眼が入っている眼にはかなりつらい。

この日は入れ食い。

これでも途中から同じくらいの数をリリースしたんだけど。

深いところはカワムツが大量にいて長さが15センチ程度の大物から3〜5センチという小物まで、かかるかかる。深さがあって流れが比較的早いアブラボテ好みのところを細長系のカワムツが占拠した感があった。ここはいつもカワムツが多いんだけど今回はすごかった。

で、深いところはカワムツだらけなので仕方がないから少し浅めのところに行ってみると今度はヤリタナゴの大軍。

すぐリリースして写真は撮ってないんだけど、オスで婚姻色を出してる気が早いのもいた。

最後に、DicapacにCaplioR4を入れて第3ポイントで水中撮影を試みた。
実は先週やってみたんだけど、水中でAFがうまく働かなかったせいでボケボケの何を撮っているか分からない状態の写真を量産してしまった。頭を水の中に入れて液晶を見れば合焦しているかどうかわかるんだけど水の中にカメラと手だけを突っ込んでいる状態ではR4が発する合焦時の電子音だけが頼りです。しかし、水中でいくら音がしても水上の私には聞こえない。合焦してるかどうかすら定かではない。
仕方がないので、おおむね30センチから50センチあたりにMFで合わせといて水の中にカメラを入れた後は上から見てて魚がその距離に近づいた時にシャッターを押すようにした。

ピントが合ってないんだか水が濁っているんだかよくわからないけどこんな感じになった。
これ以上やろうとすると頭を水につけるしかないかもしれない。
研究の余地はあるな、ということで。

20080317 00:25 COCOさんの指摘の通り、オイカワのようです。