夏の終わりの湿原の風景
もう言い飽きるぐらい言ったし書いたけど、今年の夏は天候が悪くて休みの殆どは出歩けなかった。
だから本当に久しぶりの湿原。昨日は用事があって出られなかったが、今日は朝から日が差していたのでカメラを抱えていつもの湿原に行った。
季節は秋になりかけているのかと思いきやまだ夏も残っていて、サギソウがダラダラと咲いているとかユウスゲがまだあるとかハッチョウトンボが一個体だけだけど未だいるとか驚いた。一方でミゾソバが出ていてあぁ秋だなといった感じ。アカネ類も結構飛んでいたし。
ユウスゲ。朝撮ったからこんな有り様だけど16時頃に咲いている奴は瑞々しい。見たければその時間に行けばいいんだけどなかなかに難しい。
キトンボ。少々遠かったんだけど上手くピントが来てたんでトリミングしてみた。
ナツアカネかなと。
アカネ系は識別が苦手、アカネ系だけじゃなくてサナエトンボ系もよくわからんけど、図鑑と首っ引きでまぁそうではないかと。
アキアカネかなと。
ナツの次はアキとか安直すぎるやろ、と思うけど調べた結果だから仕方がない。トンボは好きだけど私の内情はこの程度。
ツルリンドウ。赤いを付ける。実と一緒に花が撮れる場合もあって結構素敵な写真になるんだけど。下の方を見て歩いたら結構に生えている。
サギソウ。
ちょっと目にはそうでもなかったんだけどこの花は終えかけとるんかな。これしか撮ってないんで公開。
ミゾソバ。
花びらの先っぽの紅が濃いのと薄いのがあってもうちょっと薄いのが好みなんだけど、濃い系が咲くところが一番に開花していたみたい。もうちょっと被写界深度が浅い光学系で撮りたいと思う。
カワセミ。180mm&APS-Cの画角で撮ったらこんなかんじの距離。小魚を捕まえて喰った後。
同じ写真を思いっクソトリミング。結構撮れてるなと。もうちょっとシャープにとか贅沢はイカンかな。400mm持って行ってもいいんだけどカワセミ君いつも現れるとは限らんし、400mmは結構に重いのでコレでいいかと。
今日の湿原、最初、人は少なかったんだけどそのうち沢山来た。季節の変わり目で北部九州のテレビ局が情報番組の中でミニ特集を組んで紹介するせいだろうか、突発的に人が多くなる。それに一夏天候不順で夏の終わりにようやく晴れたのもあるかもしれん。自分も天気が悪かったら行かんしね。
人が多くなってマナーの悪い人は結構いたな。駐車場に止めずに途中の狭い道の路肩に突っ込んだり、おいそこは私有地だわ。
入っちゃイカンというところにずかずか入り込んで写真撮ってる爺さんとか。カメ爺とか言うらしいが、ああいうのが居るので迷惑する。
山の中で塀とかはなくても基本的に持ち主がいる。入り込んだら怒られる。木なり草なり生えているものを持ってゆけば窃盗だわな。
あのあたり、私有地と公有地が入り組んでてそれにおっ被せるように保護区もある。生きてるものを持って行って捕まりゃそれなりに罰金も喰らう。日本国内に無主の土地などはない。