C/2013R1ラブジョイ彗星

CANON EOS KissX4(改造) CANON 135mmF2.0 (Astronomik UV-IR-Block)
F4 ISO3200 120秒 16枚コンポジット
GF50赤道儀にてノータッチガイド
2013年12月5日 4:52から。撮影地は熊本阿蘇外輪山南麓。
PhotoShopCS5にて現像
3888☓2592をトリミング。

 12月4日から撮影に行ってきた。
 5日の朝までいるつもりで、晴れていればラブジョイ彗星を撮ったれと思っていた。ちょうど、上空の寒気が抜けるとの予報でこれは絶対に晴れると行ってみたところ一晩中快晴という状態でした。
 明るくなるまで撮れるだけ撮ろうと思ってカメラを連続撮影で放置していたら終わりの方は赤道儀の電池が切れてしまい星も彗星も流れて残念なことに。それでも16枚をものに出来た。。

 テイルの濃淡のよじれ具合がそこはかとなく出て、まぁこんなものかと思う。テイルの薄い部分はまだ後ろに伸びているようで、処理している最中はかすかに見えていたんだけどコレ以上明瞭にしようとすると破綻しそうだったのでこの程度でオシマイにした。彗星は旬のものなのでフラットの準備をしていたらあっという間に数日経ってしまう。ならば若干ラフでもいいから公開しようと思った。
 事前の聞き取りでは135mmでAPS-Cだとちょうど良いとの話だった。撮った感じからすれば180mmとか200mmぐらいのレンズがあればよかったのかなとか思ったりした。そのくらいのレンズだったらGF50でのノータッチガイドも2分程度なら十分に可能でしょう。厳しければオートガイドという手もあるし。まぁ、次の彗星の時に経験を活かすとしよう。
 ネット上では眼視もOKとのことだったが残念ながら私の目では肉眼で確認できず、双眼鏡で辛うじて見えた。遠征地は暗いところなんだけど、歳を取ると目が薄くなるというのはこういうことか。

 若干心残りがあるとすれば、もうちょっと丁寧にピント出しをすればよかったとか。拡大すると星像がちと太い感じがする。まぁ、あまり使い慣れない135mmを使用しての結果だから今回はコレで取り敢えずいいでしょう。