月、木星、アルデバラン

CANON EOS KissX4(改造) CANON EF135mm F2L USM (Astronomik UV-IR-Block)
F8 ISO100
月周辺 1/200秒
木星アルデバラン 6秒
GF50赤道儀にてノータッチガイド
2012年11月29日撮影。撮影地は自宅。
PhotoShopCS5にて現像

 自宅に帰りがけに月が綺麗だった。昨夜の半影月食は草臥れがひどくて寝てしまっていたが、今日はまぁそのリベンジということで月を撮ったれと。
 で、近くに明るい星がひとつ、ふたつ。ふたつ目はかろうじて見える程度だがなんとか撮れんかなと。2つの星は木星アルデバラン。180mmでは入らず、135mmでちょうど入った。
 最初は何枚か撮ってHDR合成でもしたろと思ったんだけどシャッター速度がアルデバランに合わせた時が6秒。月に合わせた時が1/200秒ということであまりにも違いすぎ、案の定HDR合成したも1/200の絵にしかならない。
 仕方がないので2枚の写真の上下でマスクを作って合成した。月が写っている側が1/200秒、木星アルデバラン側が6秒露出。しかもアルデバランが暗かったので再度マスクしてアルデバラン側だけトーンコントロールで持ち上げて、最後に全体のコントラストを上げた。というインチキ写真でした。
 肉眼でもこうは見えん。普通に処理してもこうはならない。無理矢理繋いだからね。月は暗すぎるしアルデバランは明るすぎ。

 ついでに写真左上の木星付近のピクセル等倍。ガリレオ衛星が3つまで写ってるね。135mmでピクセル等倍でここまで見えれば自分的には合格点。かな。