湿原の花たち

 朝からいつもの湿原に出撃した。

 コオニユリは昨日のユウスゲと同じレンズの広角で遊んでみた。

 背景の曇り空と。

 同じ株を真横から。
 どちらもワイド端の17mmで撮った。ワーキングディスタンスはたぶん30cmと10cmぐらいかな。
 今までは180mmマクロか400mmに中間リングをつけての撮影だから被写体のこんな近くでしかも背景がまぁ分かる状態っていうのはなかった。
 理屈ではわかっていてもね。どうしても虫を近くで大きくという意識しか無かったから。
 花はこういう撮り方もアリかなというのを実感した。
 そ〜いえば誰かは虫目レンズでこれより強烈なのを撮ってたなー。あれはF値はこれよりはるかにでかい。虫のすぐ近くから無限遠まできれいにピントがあってるような感じだったな。あのレンズはそれなりに面白い。用途が超限られるけど。


 さて、イヌタヌキモ
 抽水植物で食虫植物。水中葉が虫を捕らえる。
 虫を捕らえなきゃやって行けないような環境だと言うことらしい。近くに生えているモウセンゴケも同様。環境が富栄養化すればその環境に適応している一般の植物が繁茂してきてこれらは駆逐される。らしい。
 撮ったのは180mmマクロにて。


 サギソウ。
 これが全盛期を迎えるとそろそろ夏の終わりが聞こえてきそうという感じになる。
 この花は2番花。花までの距離は25mぐらいかな。180mmで撮ってやっとこれぐらい。右下のは概ねピクセル等倍。辛うじてサギソウの形がわかるかなといったところですね。

 久しぶりに撮ったトンボの処理も行った。
 Blogに載せるのは明日にしようと思う。