木星と天王星

CANON EOS40D CANON EF400mmF5.6L (LPS-P2-FFフィルタあり)
ノーフィルタ F5.6 ISO1600 30秒
PhotoShopCS5にて現像
10月15日撮影。撮影地は福岡。

 木星天王星が並走していて丁度400mmでAPS-Cの画角に収まる状態がつづいている。先日撮ろうとしたら薄雲とレンズに降りてきた夜露にやられて写真にならなかったので昨夜リベンジした。
 天王星自体はそんなに暗くないのでちょっとガイドしたら写るのかなと。木星ガリレオ衛星を隠すほど輝いている。
 そのためか、天王星の外側に天王星と同じような色の楕円形の光が写っているが、これは木星の光のゴーストではないかと思われる。
 天王星自体は何か少し球っぽく見えるけど、どうなんだろうか。視直径はどの程度なのか調べてないよ。中が白く周囲が青っぽいのは実は単なる青ハロの可能性もあったりするんだけど。

 CANONのEF400mm F5.6L USMは極めて素性が良いレンズなので今回はじめて夜に持ち出してみた。GPD赤道儀に載せてオートガイドの準備までしたんだけど、オートガイドの必要がないほど安定的に追尾できた。
 日頃夜空を撮っているレンズのFは概ね2.8以下でF5.6と言えばなんかえらく暗いイメージだけど、一般の望遠鏡、例えば手持ちのBORG100EDはF6.4、miniBORG60nでもF5.2より少し暗い程度。と言う事で456は概して一般の屈折望遠鏡と変わらない程度の明るさであることに気付いて使ってみた。
 ただ、さすがにポタ赤のTG-SP2では対応できそうになかったのでGPDの出番と相成った。

 カメラレンズと言えば328とか428とかがある。明るくて楽に撮れるかもしれないけど、懐具合が全く楽ではなくなるので456で十分かなと思う今日この頃でした。