月齢18.2

 今朝は起きだして月を撮った。
 前日の天体撮影で草臥れていたのか、さっさと寝ちまったが、月が高く上った頃に月に起こされたような感じだった。

 昨日は居待月と書いたので今日は寝待月なんだろうけど、月齢的に言うと今日が居待月なのかな。
 十五夜十六夜、立待月、居待月、寝待月(臥待月)、更待月(ふけまちづき)となってゆく。
 本来、十五夜で満月のお月見をして、十六夜見て、月が出てくるのを経って待って座って待って寝て待って。月の出が毎日概ね50分ずつ遅くなってゆくのにいちいち待ち遠しい気持ちを表した名前を付ける昔の日本人ってなんてお月様が好きなんだろうね。
 実際には月の公転周期は毎回微妙に違うので十五夜が満月にあたる場合もあるし当たらない場合もある。それと一緒で月の出も十五夜だからと言って日没前後と言うわけではなく、日が沈んで後と言うことも多い。同じ立待月という名前の月にしても実際の月の出の時刻にすればかなりのズレが出てくる。
 今回の朔望は4月14日の21時に新月を迎え4月28日の21時に満月になった。この時刻の月齢は14である。満月以降に毎日遅くなってゆく月の出を待ち遠しく思う気持ちからすれば、満月の月齢14の二日後を立待月とすれば月齢16前後が立待月で17頃が居待月、で今日UPのこの月は月齢18で寝待月、と。
 あれ、満月の翌日の十六夜はどこ行った?満月が月齢14なので翌日が十五夜だけど、この日は満月の翌日の十六夜

 朔望がらみの月の名称と新月以降の日数を機械的にカウントアップしてゆく月齢(××夜)を素人考えで混ぜくったりしない方が良いかもしれない。。。