バラ星雲(B/W)とフラットフレーム

 昨夜の天体撮影。結局テスト用に撮り始めたバラ星雲のそれもL画像用に撮ったものしか使い物にならなかった。

 20Dの前にFUJIFILMのSC64フィルタを付けて撮った。
 EF135L、F2。ISO3200、露出240秒。
 RAWを現像するときに彩度を落として取り込んだ。L画像なので色情報は不要だから。
 肝心のRGB画像は上手く撮れなくてボツであるのでBW画像のみの公開となった。

 今回、生まれて初めてフラットフレームを使ってみた。
 今までフラットフレームはどうやって作成したら良いかわからなかった。今日、散歩中にふと思い立った方法を試してみた。
 20DにEF135Lを付けて快晴の空を撮影した。絞りはF2(開放)のままで。ISOは流石に100まで落とした。そうしないと真っ白けっけーになっちまって意味ないんで。
 青く映った一見フラットに見えるRAW画像の彩度を落としてしまって、それをフラットフレームとして使った。CS3で処理するときに背景のすぐ上に置いたレベル補正レイヤーでマスク画像として使用した。
 結果はなかなか良い。光学系ごとに準備しなければならないのかどうか分からないけどレンズの数がたいしてあるわけではないので、快晴の青空の時に撮り貯めておけばよいのかもしれない。