遠征のテスト

 月は出てるけど今日は近所に遠征に行こうと言うことで朝から楽しみにしていた。近所に遠征ってナニって感じであるが、天体撮影するために自宅の庭から出たのは大昔に一度きりだったので近所と言えども遠征って感じの覚悟がいる。
 帰ったら食事してすぐ出ようと決めて職場を出たところ、帰りの通勤電車で自分が乗った電車の前を走っている電車が人身事故。1時間遅れで帰り着いた。月も若干高度を増して明るく輝いている。
 行った先は蛍の川。横の畑のところに車を入れて三脚を立てられそうな場所があるのを目に付けていた。今日は赤道儀を据えたりせずにロケーションの確認が目的なので簡単に組み合わせがうるさくない比較明合成撮影具セットを持って行った。
 電源は車のエンジンをかけっぱなしにして、シガーライターから電力を取り出し、それをインバータでAC100Vにしてカメラ用の電源として使った。
 月が明るいしまともに写らないと思ったのでほんの数枚とって帰ってきた。

 思いのほか写っている。自宅のロケーションは周囲を明るい光害に囲まれたところであるが、この場所は自宅より8キロほど南より。月が明るいのでISO400で撮影。この程度は写るんだと。明るい市街地が北のほうにふれたので西の低空まで良く見える。

 これはお月。上の写真の反対側の空。