本たち

 Twitterのせいか、悪い体調のせいか、テンションが低いせいかUpがままならない。
 それでも本などは買っている。

ヘミングウェイごっこ

ヘミングウェイごっこ (ハヤカワ文庫SF)

ヘミングウェイごっこ (ハヤカワ文庫SF)

 文庫の前に出ていたんだけど、文庫以外はあまり見ないので知らなかった。
 それに、並行宇宙ものは若干苦手。それにもめげずに読み終えた。
 いや、しっかりしている。ヘミングウェイはほとんど読んだことないけど、ヘミングウェイがどんな作家なのか、ヘミングウェイの贋作作りの話とか、研究者はどんなことを調べていて、と知らない私にも良くわかる。それに並行宇宙の秩序が絡んでいるんだけど、何というか、その並行宇宙の部分が何とも苦手で。たぶん、全体的に見たら大変に良く出来た面白い作品なんだろうと思う。

へうげもの

へうげもの(8) (モーニング KC)

へうげもの(8) (モーニング KC)

 先日、どっかのTVで昨今は女性に戦国が人気だと言うことを言っていた。あのどうにも暑苦しくて汗臭くてどろどろしていて何ともさわやかではない世界に何故と言う気もする。渡来したての元気の良い病気で顔が崩れた武将が幾人もいて如何にも生々しい世界よの。
 ちょいと前には維新の動乱期に燃えた女性が数多くいて、まぁ漫画の影響だったみたいだけどあれはあれで暑苦しい時代だった。
 主人公の古田織部よりもあの業の塊のような利休が凄いな。今回はそれに加えて娘のお吟の思いと言うか、も良い。
 この漫画はこの時代の有名人達に各々のエピソードをモチーフにした独特の個性を持たせて表現している。代表は伊達政宗かな。対秀吉で数々の危難を乗り越えてゆくが、織部との絡みで少しずれた田舎者風味の味付けは秀逸だなと思う。政宗萌えにはむかっ腹かもしれないけど。

ラヴィン・ザ・キューブ

ラヴィン・ザ・キューブ

ラヴィン・ザ・キューブ

 さっき読み始めた。うーん。なかなかいい感じ。楽しみ。


 以下未読。

SFが読みたい! 2009年版―発表!ベストSF2008国内篇・海外篇 (2009)

SFが読みたい! 2009年版―発表!ベストSF2008国内篇・海外篇 (2009)