LPの音

 今日、門司まで釣りに行った。
 寒いばっかりで弟子と師匠で丸坊主寸前だった。まぁ、焚火をしに行ったようなもので、釣りはむしろ添え物、的な。場所変えようかと言う師匠との話も釣れそうな場所で焚火が出来ないというのが止めの理由になるというダメダメな状態で。
 男って言うのは馬鹿なもので物を燃やすという行為に妙に萌えるところがあって、焚火の番が好きだというのは後で電話をかけたオーディオの師匠も言っていた。
 結局、釣りはマコガレイを師匠が1枚釣っただけで私は丸坊主。浜のあまりの釣れなさに磯に行ってそこで磯から投げ釣りをした。そこでも掛からずに期せずして寒風吹きすさぶ中の磯遊びになってしまった。フジツボ君やイソギンチャク君のご尊顔を拝して帰ってきた。
 門司からの帰りに聞いたのが

ワン・ノート・サンバ

ワン・ノート・サンバ

のLP盤を自分でデジタル化した物。
 いや、CDはそれなりに良いとは思うんだけど、何でLPの音は軽いんだろう。CDを聞いたあとデジタル化したLP盤を聞くとCDの方の重さと言うか余計な肉と言うか脂肪が付いているというかそう言う音を感じるなぁ。LPはすっきりして抜けが良くて。
 LPは聴くのは面倒なんでなかなか針を置くことが無いんだけど、この違いを聞かされたら久しぶりにLPが聴きたくなってしまう。
 もう新しいソースがほとんど出ない。DL103SAも代わりはない。無い無い尽くしの媒体なんだけど大切に聴いて行こうか。
 あー、何の話をだらだら書いているんだろう。