プロバビリティ・ムーン/ナンシー・クレス

 読了。

プロバビリティ・ムーン (ハヤカワ文庫 SF ク 13-1)

プロバビリティ・ムーン (ハヤカワ文庫 SF ク 13-1)

 共有現実って、空気読め!ってこと、なんでしょう。空気が読めなければシカトされて揚句には殺されてしまう。その判定を行う僧侶階級は強大な権力を握っている。花を大切にする美しい文化と共有現実の醜さの対比。
 プロバビリティ・ムーン、プロバビリティ・サン、プロバビリティ・スペースの三部作で今回はムーンがカギを握る。このあとの展開が楽しみ。