お空撮りの道具

GP2のガイドパックにカメラを載せるときにはこれまでSLIKのSBH-280と言う自由雲台を使っていた。軽いしねじを軽く締めるだけで雲台が固定され凄く使い勝手が良かった。ただ、問題なのはねじを緩めるとカメラを保持するのは私の手だけと言う状態になり画角に目的とする天体を導入しようとした時に微調整が効かない。特に200mmを超えてレンズの倍率が上がったときの天体導入が難しかった。
もうひとつはやはり倍率が上がった後、ノータッチで追尾してゆくときに系として、特に自由雲台周りの剛性に不安があった。
で、上記の課題を解決するために以前マンフロットの410と言う微動雲台を購入していたけど本日より稼動に入った。
マンフロットの410はごつい3軸の微動雲台だけど、赤道儀に乗せたあとは3軸もいらない。2軸で十分。赤道儀のモーメントを増やす要因になるので3軸のうち1軸を抜いて2軸にしたのちGP2に装着した。
微動雲台をGP2に装着したことと導入用にファインダーを設置したことで条件によってはGP2のカウンターウェイトの重さが不足してしまったので、ホームセンターで鉛の薄いテープを買ってきて両面テープを用いてカウンターウェイトに巻いた。
全体の質量が増したが、これがGP2の自動追尾にどういった影響を与えるかは現状でまだ稼動させていないのでわからない。miniBORGは望遠レンズ換算だと400mmを超えそうなのであるいはGP2が能力不足になるしれない。
月が去り、空が暗くなって条件が良くなったらminiBORGにLPS-P2フィルタ、微動雲台でGP2で自動追尾しながらの長時間露出を試してみたい。