痛いカレー

昨日オーディオの師匠が来て「痛いカレー」を置いていった。
今回は仕上げの数日前に問い合わせがあった。
「どうする、痛いのやめとこうか」
「いえ、怖いもの見たさもあるんで痛くして下さい」
出来て来たのがこれ。

ごろんと入っているのは人参と玉葱。丸ごと入っている。かなり煮込んであるのですぐ崩れます。
で、解け崩れてしまった材料は鶏がらが10羽分、玉葱、トマトが10個、人参も大量に入っている。製造に使った寸胴は直径30センチ前後の小さなものらしい。
今回は、鶏の臭みを消すために日本酒が1升入っている。名前は書かない。
この日本酒が、酒好きは聞いたことがあるような銘柄の純米大吟醸の10年古酒です。師匠が10年前に買ったんだけど味が気に入らずに封を開けなかった何本かを10年間地下室で保存していたらしい。10年たって味を見たけど気に入らずに、カレーに入れた鶏がらの臭み消しに使っている。
味だけど、トマトが入っていて少し酸味が立っているんだけど、鶏の出汁が利いていて野菜の自然な甘さが良いです。調味料はあまり入っていないけど香辛料はいっぱい。のど越しが痛いカレーでした。おいしいよ。