RAWからいじってみた

今日は曇りで出撃できず。
おそらを撮るのでどうせならとJPEGとRAWで撮っていたんだけど、所詮RAWなんて難しくてうまく触れないよと思っていた。
しかし、ちゃんとした天体写真にするためにはRAWからいじらなければならないみたいで、ここ2,3日、おそらの写真をRAWモードで触っていた。
拙いがそれでも一応それらしいのが出来た。
まず、オリオン。
20Dが吐き出したJPEG。少し前に公開したもの

少し寝ぼけたような感じ。星もあまり映っていない。


こちらはRAWからいじったもの。
このときはダーク減算用のファイルは撮っていなかったのでダーク減算はしていない。ホット/クールピクセル除去を行った後にベイヤー・RGB変換を行い、レベル調整を行いトーンカーブの調整を行った結果。処理は全てステライメージ5で行った。さすが12ビット。
ペテルギウスとリゲルの色も一応出ているみたい。
同じような処理をJPEG画像に対して行ってもひたすらに画質が劣化してゆく。

今度はタナゴの写真
これも20Dが吐き出したJPEG。少し前に公開したもの

少し、青いほうによっているような感じ。


こちらはRAWからいじったもの。
ちょっと不自然な感じはあるけど青白い幕がかかったような感じは取れている。

こちらもJPEGで同じようなことをしようとしても、画質が荒れてゆく。
階調が多いということは良いことです。
一般の写真はカメラに任せたほうが良いと思いますが、一般と違う環境で撮った写真はRAWからいじったら綺麗に仕上がる。