本日のたなご

昨日から用水路に行こうと考えていた。朝、暗いうちにものすごい雨が降って今日は無理かと思っていたが、昼過ぎたら雨も上がり、雲間から太陽がのぞく程度の天候で、むしろ良い日和となったので出撃した。
フナやらハヤやらがいて、時折ジャンプしていた。
釣り糸を垂れると最初はフナの子供がかかったり、メダカがかかったりしていた。たなごの針は小さいので偶にメダカがかかる。黄身練を思いっきり頬張って上がってきた。
そのうちたなごがヒットし始めた。
上がったたなごの姿からバラタナゴであることはわかった。ただ、ニホンバラタナゴかタイリクバラタナゴか不明であった。最終的にバラタナゴが7匹程度かかった。

自宅に持ち帰って水槽に入れると腹鰭の前縁に白い筋が見える。これはタイリクバラタナゴとニホンバラタナゴを見分ける特徴らしい。タイリクバラタナゴは白い筋があるがニホンバラタナゴには無いことが多いらしい。本気で調べようと思ったら遺伝子調査しかないらしい。
ただ、師匠と話をしたら、うちの周辺でニホンバラタナゴのうわさが立ったことはないとのこと。
たぶん、タイリクバラタナゴだろうと思う。
もしも、これがタイリクバラタナゴならばここには純粋なニホンバラタナゴはいない。ニホンバラタナゴはタイリクバラタナゴの亜種で容易に交雑する。
ただ、うちの水槽はそういう細かいことは言わない。要は最終的に自然界に放さなければ良い。


今日釣っていたら、小さいのがウジャウジャいてたなご仕掛けの目印を突き回っていた。たなごのアタリが判りにくくてならない。
釣り終わった後に網を持ってきて用水路をがさがさかき回す。
メダカと海老、それから背びれに黒点を持つたなごの子がとれた。バラタナゴの子かカゼトゲの子か不明。
小魚水槽に入れた。
今はそういう時期なんだね。