ハイペリオン

いやー、面白かった。最初はどうなることかと思ったけど。買ったは良かったけど読み終えるかなと思った。「ハイペリオン」の下を読み終わったら謎だらけでフラストレーションが凄くって、「ハイペリオンの没落」を買った。
うーん、そういう結末か。昔のウルトラQのオープニングで最初は何やら良くわからないマーブル模様みたいなのが「ぎー、がちゃん」と言う音と共に回ってウルトラQの文字が出来てくるような感じ。混沌とした舞台が最後はすっきりと見通しよく収まってゆく。SFの道具立ても文句なしで。登場人物もきっちりしていて、おのおのの登場人物の背景も見事だし。
むこうの作家は体力があると思う。あの混沌とした世界をきっちり制御してゆくんだ。
この続きはエンディミオン。楽しみである。

ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオンの没落〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオンの没落〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオンの没落〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオンの没落〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)