インド旅行8(5月19日〜)

タージマハルのことを2,3日前に書いたらトラックバックされた。タージマハルと言ってもアグラのことを少し書いただけでした。タージマハルと言えば大理石の建築物の写真がないとサマにならない。

0430(Morning CALL)
 シェラトン系のホテルに泊まったが、さすがに中は非常に良い。
0530(START)->0600(Taj Mahal)
 ホテルからバスに乗りタージマハルへ。タージマハルには直接バスがつくことは出来ず、500mぐらい離れたところでバスを降り電気自動車に乗り換え。リクシャの電気自動車版みたいなものに乗ってタージマハルの正門へ。
 開門は6時。この季節、この時間には日が昇ってしまうので太陽の光が当たり始めるころの一番美しいタージマハルは見ることが出来ない。11月ぐらいのほうが良いかも。以前来た時には薄明るくなったぐらいに門から入った。そのときは朝日に赤く染まったタージマハルを見ることが出来た。
 門を入るところでセキュリティがあり、身体検査される。以前は無かったような気がする。世知辛い世の中になってきた。
 中にもうひとつ門があり、そこを抜けると正面にかの有名なタージマハルが見える。

 きれいな写真が撮りたい一心でグループから離れてしまった。
 少し知的な雰囲気のお兄さんが近づいてきて「私はここで働いている」みたいなことを言っている。職員か?と思ったんだけど、これが罠であった。写真を撮ってあげようと言うことらしい。ついてゆくとタージマハルの中で良い写真が取れるポイントを次々教えてくれる。おおむね30分ぐらいかけてタージマハルの周囲を回った。
 で、最後に教えたから金をおくれと。金額は忘れたけど10ドルぐらいだったような。
 少々、忌々しかったけど値切って払った。まあ、自分ひとりではこんなポイントなどわからずにいただろうから仕方が無い。たぶん、一眼レフ持って鼻息荒くタージマハルに近づいてくる外国人(特に日本人)をターゲットにしていると思われる。
 同じグループの人も同じ手口でひっかかっていた。
0745(Taj Mahal)->0800(Hotel)
 タージマハルを出てホテルに戻る。バスに乗るところで蜘蛛みたいな格好で手足を動かすお兄さんが近づいてきて喜捨を要求された。こちらのお乞食さんは強烈である。今までも両足が切断されていて、移動には木で出来たスケボーみたいなものに木の車輪をつけて両手で地面を押して動かしているおじいさんとかは見たが、この人はひざが逆に曲がっているように見える。両手と両足で四つんばい、と言っても手のひらと足の裏が地面についている四つんばい。で、足が少しゆがんでいるので蜘蛛のように見える。
 カーストのせいだと言われている。お乞食さんの子はお乞食さんにしかなれない。その中で少しでも実入りを良くするために親が子供の身体を毀損する。と聞いた。同じグループの人が喜捨をした。彼は次に喜捨してくれる人を探して駐車場を四つんばいで歩いてゆく。
0915(BAGGEDGE)
 朝食後、荷物を出す。夜の便でデリーを発つため本日は時間が無い。アグラ−デリー間はおおむね6時間。
0930(HOTEL)->1430(Shopping DELHI周辺)
 バスの中でみんな寝ている。かなりハードな旅だった。デリー近郊のショッピングセンタで買い物をする。みやげ物を買う機会はここか、あとはデリーの空港の中。
1530(Shopping Center)->1700(DELHIで夕食)
 ショッピングセンタを出てデリーで夕食をとる。場所は大使館などが立ち並ぶ一角にある中華料理店。
1800(Restrant)->1830(DELHI International)
 レストランを出たぐらいから大粒の雨。南の国のスコール。ものすごい。
 バスを降りて、空港の建物に入るときも降り続いていた。屋根があったので直接はかからないがしぶきが飛んできてそれだけでびしょぬれになる。バゲッジを空港に運び入れ、チケットの手配、出国審査。
2050(DELAY 0010 +5.5)(Delhi)->1110(NARITA +9.0) AI306
 みんなくたびれ果てている。外気とバスの中の気温差が大きいため風邪を引いている人が何人かいる。待合室でぐったりとしている。
 飛行機が遅れたが、それでも離陸。一路日本へ。
1225(成田第2ターミナル)->1345(羽田第1ターミナル) Airport Limousine
1520(SKY017 羽田)->1650(福岡)