アンタレス周辺

CANON EOS KissX4(改造) CANON 135mmF2.0 (Astronomik UV-IR-Block)
F4 ISO3200 120秒 8枚コンポジット
GF50赤道儀 Lodestarにて1軸ガイド
2014年5月1日 23:50から。撮影地は熊本阿蘇外輪山南麓清和天文台
PhotoShopCS5にて現像

 ちょっと撮って何とかなる領域じゃないのはわかっていたんだけど。120秒で8枚、総時間16分は正直舐めとるんですかと言うほど短い。出来上がった写真もノイジーでいろいろ出足りなくて粗い粗い。ソースが露出不足なものをPS上の技法だけでどうにかしようというのは間違いですね。そのPSの技法もなかなかにお粗末だし。
 それでもこの程度の露出でキツキツの処理をやってディテール見ると破綻しているんだけどまぁこんなものでしょうか。

 現着した時は北の空のみ晴れで、天文台の方とお話をした後に南も晴れてきたということでセッティング開始。
 構図が決まって連続撮影を開始して30分ほどで雲が出てそのまま全天ドン曇り。撤収しました。

 今回の撮影の目的は撮ること以外に年末頃から作成してきたもののテストを兼ねた。

1)カメラレンズヒータ
2)オートガイド望遠鏡用レンズヒータ
3)Lodestarの増設コネクタテスト
4)フィルタホルダ用バーティノフマスク

 ゴーストっぽいのが写り込んでいる感じ。カメラレンズヒータ起因かな。そのまま肉眼では見えないんだけど強調処理をすることで現れてくる。カメラレンズヒータのアイディアは良かったんだけど光学面に問題があるようなのでこれは作りなおしか、せめてフィルタガラスの交換が必要かも。
 あとは概ね良好。ネタにして記事を書こうかなと思う。

 それにしても久しぶりの更新。久しぶりの天体写真。

 この領域、レンズを換えて再戦と征きたいです。その際にはこの8倍の総露出時間を目指したいな。