2012年5月の本

 このページは読書メータのまとめページを利用して造りました。
 概ね新刊だけどたまに再読本もあるです。ここに載っていない再読本もあります。
 その時に付けたコメント以外に、今回これを書いている時に思いついたコメントもあります。

2012年5月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3018ページ
ナイス数:5ナイス

読んだ本

天冥の標6 宿怨 PART1 (ハヤカワ文庫JA)

天冥の標6 宿怨 PART1 (ハヤカワ文庫JA)

天冥の標6 宿怨 PART1 (ハヤカワ文庫JA)

読了日:05月31日 著者:小川一水
http://book.akahoshitakuya.com/b/415031067X

夢分析初歩

夢分析初歩

夢分析初歩

読了日:05月30日 著者:東山 紘久
http://book.akahoshitakuya.com/b/4623022749

日本の幽霊 (中公文庫BIBLIO)

日本の幽霊 (中公文庫BIBLIO)

日本の幽霊 (中公文庫BIBLIO)

読了日:05月24日 著者:池田 弥三郎
http://book.akahoshitakuya.com/b/4122044634

朝霧の巫女 8 (ヤングキングコミックス)

朝霧の巫女 8 (ヤングキングコミックス)

朝霧の巫女 8 (ヤングキングコミックス)

読了日:05月19日 著者:宇河 弘樹
http://book.akahoshitakuya.com/b/4785938536

跋扈する怨霊―祟りと鎮魂の日本史 (歴史文化ライブラリー)

読了日:05月15日 著者:山田 雄司
http://book.akahoshitakuya.com/b/4642056378

乙嫁語り 4巻 (ビームコミックス)

乙嫁語り 4巻 (ビームコミックス)

乙嫁語り 4巻 (ビームコミックス)

読了日:05月13日 著者:森 薫
http://book.akahoshitakuya.com/b/4047280836

日本の怨霊

日本の怨霊

日本の怨霊

久しぶりに「心霊づきあい」を読んで、面白そうだったので読みました。 皇位継承を巡る暗闘に敗れて死んで怨霊となって蘇った者たちへのまさに鎮魂の書ですね。
読了日:05月08日 著者:大森 亮尚
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/18816766

長門有希ちゃんの消失 (4) (カドカワコミックスAエース)

読了日:05月03日 著者:ぷよ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4041202175

テルマエ・ロマエ IV (ビームコミックス)

テルマエ・ロマエ IV (ビームコミックス)

テルマエ・ロマエ IV (ビームコミックス)

読了日:05月02日 著者:ヤマザキ マリ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4047275158

テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)

テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)

テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)

読了日:05月02日 著者:ヤマザキマリ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4047272329

テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)

テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)

テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)

読了日:05月02日 著者:ヤマザキマリ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4047267708

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)

読了日:05月01日 著者:ヤマザキマリ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4047261270

心霊づきあい (幽ブックス)

心霊づきあい (幽ブックス)

心霊づきあい (幽ブックス)

読了日:05月01日 著者:加門 七海
http://book.akahoshitakuya.com/b/4840123993

雑感

 「心霊づきあい」からの流れでそっち系の本が増えた。と言っても「日本の怨霊」とか古代実話系(?)の研究書が多いのかな。で、結局人の心についての本が読みたくて昔読んでた夢分析系とかユング系とかに回帰した感じ。新刊で読んだSFは「天冥の標」だけ?これも冥王班からの恨みの物語。
 いや、舐めてかからんほうがいいよ、人の恨みは。と言いたい人がいる。

 もひとつ。
 恐怖で縛ろうとする人達がいるのね。怖いことを言って耳目を集めて、それが振りかかるような事を言ってそれから逃れる情報を与えるようなことを言ってそれで操ろうとする。それはほーしゃのーとかであったり病気であったり。話し手しか知らない情報で受け手に恐怖を与えて縛ろうとするような。この心霊系とかでもあるよね。よく。見えない世界の話でこっちには見えないわけだから評価のしようがなくて、一旦信頼を与えてしまうと際限がない。人の心はかくも騙されやすいなと思う。怖いことから逃れたいわけでそれから逃れられる情報を与えてくれる話には乗ってしまう。自分で考えなくなってしまう。
 まぁ、こんなことを書くぐらいだから騙された経験、乗っちまった経験があるわけだけど。
 結局、人は見たいものしか見ないわけで、一旦信頼を与えると人やその言説や考え方に対する肯定の思いは選択的に強化されてゆく。最終的には覚めるのかもしれないけど、それには時間がかかる。
 それに対抗するには、信じている情報に反する情報にも心を開いて受け入れ検討すること。まぁ信じちゃってるわけだからなかなか難しいかもしれないけど。
 自分の心の舵取りは自分しかいないからね。なんにしても最終的な責任は自分に帰結する。騙されたと喚いても、返ってくるのは精々同情程度で、騙されたことによって発生したコストは帰ってこない。と思う。


▼2012年5月の読書メーターまとめ詳細
http://book.akahoshitakuya.com/u/13723/matome

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