M51とM101


 3月24日に撮影。北斗七星の先っぽの3つの星。上からアリオト、ミザール、アルカイド。アルカイドは中国名では破軍星。アリオト、ミザール、アルコルはおおぐま座運動星団に属していて、大昔にはひとつの散開星団だったらしい。いまでも同一の方向に移動している。おおぐま座を形成する星々の中で結構な数の星がこの運動星団に属しているらしい。
 いろいろと話題が多い星々の右側に子持ち銀河M51、左側に回転花火銀河M101がある。おとめ座、しし座、りょうけん座からこのあたりは天の川から遠く、銀河系外銀河がよく見えるエリアである。
 この写真でM51は辛うじてだけど子持ちであることがわかる。しかし、M101もM51も渦状枝までは写っていない。
 この写真はM51とM101の北斗七星に対する位置関係と大きさが知りたくて撮った。銀河の大きさってミザールとアルコル程度なんだなと。

 撮影はEOS20DSEO改造カメラにいつものSIGMAの17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO /HSMのテレ端。F4.5。ISO800で4分間と5分間の露出のものをステライメージ5でコンポジット、フラット補正。LPS-P2-FFはデフォルト。
 アンドロメダ(M31)と比べると大きさがかなり違う。

 やっぱり星の写真は萌えるな。SFを読むきっかけも宇宙が好きだったからだ。確か、小学生の頃に読んだ「暗黒星雲の彼方に」が一番最初じゃなかったかな?