はくちょう座

 昨夜、月もなく雲もほとんどない夜、久しぶりに赤道儀とカメラを外に出して撮影した。
 これまで自動追尾のテストのことばかり考えていて星空を楽しむことを忘れていたよ。透明度も高く良い夜だけど翌朝仕事に行かなければならないのが珠に瑕であった。
 方向としては季節は外れるが中天高くにかかるはくちょう座とH2領域の撮影。SIGMAのレンズのテストも兼ねて久しぶりの星野写真を撮った。

レンズはSIGMAの17-70mmF2.8-4.5DCMACRO。カメラはEOS20DのIRフィルタ除去改造機。LPS-P2フィルタ使用。
焦点距離は44mm。F4。露出は3分を5枚コンポジット。RAPにてダーク減算、ステライメージ5にてコンポジット。
 北アメリカ星雲(NGC7000)もまぁ写っているしその他のH2領域もおおむね写っている。
 LPS-P2を使っているのでもう少し、5分程度の露出の方が良かったかもしれない。

 けど、とりあえず満足。周辺減光はあるけど。装置の塊になる自動追尾撮影とは違って星野写真や星景写真はシンプルでよい。
 これから冬の空に向かって行くがその前に夏の名残りの空の撮影でした。