立花宗茂と立花道雪/滝口康彦

読了。

立花宗茂と立花道雪 (人物文庫 た 5-1)

立花宗茂と立花道雪 (人物文庫 た 5-1)

立花宗茂立花道雪に乞われて高橋紹運の嫡男でありながら立花家へ婿入りするところから物語が始まり秀吉の九州征伐で物語が終わる。
話は葦書房刊、「筑前戦国史/吉永正春」を種本として書かれている。いつもの滝口康彦のどろどろした士道小説からすれば少し甘めのような感じもする。
けど、久しぶりに筑前戦国史にどっぷり浸かって懐かしい名前を読めて幸せな気分であった。

一応、この本で年間100冊については終了する。2007年10月4日の精霊の守り人(漫画)を振り出しに始めた100冊だけど概ね半年で達成した。これからも多分同じぐらいのペースで読んで行くんだろうと思う。
最後の本が滝口康彦だったのは何かの因縁を感じないでもない。

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