オーディオの師匠からの電話

子供を塾に迎えに行こうとしていたら師匠から電話がかかってきた。
一旦切った後、用事を済ませて再度電話をしたら、電話口で彼が曰く。
「甘いのがいいですか、辛いのがいいですか、痛いのがいいですか?」
「なんですな?」
プリン作成に飽きが来た彼はチョコレートケーキ作りをすると、先日来た時に帰りの玄関で言っていた。チョコレートケーキ作りをする合間に今度はカレーを作るそうである。鶏がらのアクをとって煮込んで煮込んで、たまねぎをいためてチャツネみたいにして、完成までに1週間かかるそうである。既に何度か試作をして食べているとのこと。お宅の人に食わせても大丈夫なカレーを他の人に食わせたら辛いのを通り越して痛いという感想で、それで我が家におすそ分けをするにあたり冒頭の「甘いのがいいですか、辛いのがいいですか、痛いのがいいですか?」と言う台詞になった。
私も辛いのは嫌いではないから「辛いのがいいです」と答えた。
出来上がるまで1週間。待ち遠しい。ただ、ご家族が途中で食ってしまう可能性があるので私たちの口にいつ入るかはわからない。