大晦日

昨日に続き時雨模様の天候。気温は低い。
実家に向かう途中に虹を見た。色の濃い虹が2本低空にかかっていた。
今朝、患っていた友人のご尊父が帰天された。3週間前に肺炎を患い、入院後に一旦は回復しかけたがMRSAに感染しそのまま逝ってしまわれた。
友人宅に所要で伺ったときに何度もお会いしていた。気さくな優しい方だった。リビングのご自分の席についてタバコを吸い食事をしていたのを思い出す。
別な友人のご尊父も秋口に帰天された。病気の治療のために入院する朝に連絡がないので一人住まいの実家に友人の弟が訪ねたところ既に冷たくなっていた。通夜の会場に駆け付けたらあれほど気丈な友人が涙を流して迎えてくれたことを思い出す。
今年は職場の同年輩のかたも2名帰天された。どちらも病気療養後の帰天であった。
そういう年齢なのだろうけど、これほど幾度も近しい方々の最期に出会ったのは初めてだった。
一番ショックだったのはネパールに行っていたときに親父からお袋が入院したと言う電話がかかってきたときだった。
悔いがあったらあったらいけないんだなと。思った。自分のことについても他者との関係についてもそうだとおもった。人はいずれ死ぬ。その時期もタイミングも誰もコントロールすることは出来ない。それ故、悔いのないように人にも自分にも対して行こうと思った。ありきたりだけどね。
明日は、友人のご尊父の通夜がある。最後のお別れをしてこようと思う。