のら電波

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r25.jpのノラ電波を勝手に使ったら何かの罪に問われるの?について書こうかどうしようかと考えて、はてぶに書いてコメントアウトしていた。ところがコメントアウトしていたにもかかわらず何故かリンク元に乗っかっていたので仕方が無いので書くことにする。

この記事は、のら電波(無線LANでそのアクセスポイントで暗号化もなにもされていない電波)があったらそののら電波を出しているアクセスポイントの持ち主に断ることなしにそののら電波を利用してインターネットにアクセスしても法的には問われませんと書いてある。(紀藤弁護士が語ったように書かれている)
ネット上では賛否両論あるみたいだけど、総務省の電気通信サービスFAQの5.通信の秘密、個人情報保護についての「5−5 他人の無線LANアクセスポイントから勝手にインターネットにアクセスすることは問題があるのですか。」に「場合によっては不法行為等の民事上の責任も発生する余地があります。」とありますので、のら電波はただだから只使いしても無問題!と言うわけにはいかない場合もあるようです。
ただ、法的には只使いしても無問題じゃないかもと言われても、アクセスポイントを設置している側としてはやはり情報が只漏れしたり場合によってはその無線LANを悪用されたりする場合があるのでアクセスポイントできっちり対策はしておく必要はある。
暗号化も何もしないのは問題外。WEP程度でも問題外。例えばWPA2あたりのセキュリティ対策を採っておくべきであると思われる。
判らなければ、知り合いの詳しいのに聞くか、金を払って販売店で設置/設定してもらうかするべきだということで。

私も電車で職場まで往復している。以前のR2は今のR6みたいに無線LANを簡単に切ることが難しかったので、上げっぱなしでいたことがある。ノートが無線APをどんどん検出してゆく。ホットスポット系かと思われるやつもあるし、家庭内無線LAN風味のものもある。
セキュアな無線LANもあればデフォルト設定の素通しになっているやつもあった。まっこと無防備と言うのは恐ろしいことだと思う。

法律的には微妙かもしれないが、決してやっていいことではないので、のら電波を見つけても絶対に繋ぐな。
逆に罠かもしれんし。