グループウェアのメール機能でトラブル

うちの職場ではかーなり有名なグループウェアを使っている。
このグループウェアは多くのグループウェアと同じようにWEBベースで動く。まあ、IEとかFireFoxであれば概ね動作する。プラットフォームのOSに関してもあまりうるさいことは言わない。Operaとかだったら若干表示が乱れたり動作しない機能があったりするが、まあ、誤差の範囲と言えるかもしれない。
グループウェアはうちのように固定した席を持てない職種が多い職場に有効である。
たいていの人が自分の席はないし、自分の席はあっても朝と夕刻にしか席に戻れない。あとは仕事によって複数の席を持つ人など。私のように固定した席があって専用のPCを使えると言うのは少数派である。
固定PC派のメーラはまあOutlookだったりExpressがついたりする。Macもいる。私などのようにBecky!を使っていたりもする。固定PC派で無い人のメーラはグループウェアを用いている。概ねはいいのだが、たまに仕様が不足していてえらい事になる。
たとえば、特定のエンコードに対応していないとか、あまり大きなメールには対応できないなど。
今回は後者のケースで不具合(?)が発生した。
最初、その人がグループウェアにLoginすると、グループウェアがBusyと思しき表示を返していた。その人は私に連絡をしてきた。
そのうちに、あちらこちらのユーザからグループウェアが使えないと言う連絡が入り始めた。
いろいろ調べたが良くわからない。その人のアカウントを教えてもらって自分でLoginしてみたところ、めちゃくちゃ時間がかかった上に、自分の前の席にいる同僚からBusyが出るといわれた。
調べてみるとその人がLoginしようとするとBusyが出始めるということがわかった。
製造元に問い合わせていろいろやってみた。ディスクのパーミッションのチェックから始めて、OSのバージョンやらApacheのバージョンの確認やら。グループウェアのデータベースのチェックを行ったが異常なし。
最後に、グループウェアのファイル構造を教えてもらって調べたところやっとわかった。
Busyを出しているユーザに容量が100Mを超えるメールが入っていた。グループウェアはユーザLogin時にそのメールの処理をしようとしてBusyになっていた模様。
該当のメールをグループウェアの領域から移動させたところ、問題なく動作した。
100M超とはあまりにもでかい。おまけに該当のメールは、その人が送ったメールがfailure notice(あて先不明)で帰ってきた物。
自爆テロかい!!
いままで無制限にしていたメールだけど、制限をかけようかと思った瞬間でした。