インターロップでは(UPS編)

先週の14日と15日はインターロップに行った。
目を引いたのはAPCのコーナ。知る人ぞ知るUPSのメーカである。うちの職場でも何十台単位で導入している。
2年から3年に1回、バッテリー交換をしなければならない。どうしてもバッテリーはヘタる物なのでそれは仕方が無いんだけど、偶にUPSの本体がヘタることがある。そういう時はどうしようもなくて、電源供給を受けている機器が突然落ちるという症状に見舞われる。UPSをつけていれば電源供給は大丈夫と安心していたが、UPS自体の寿命があるということを忘れてると大変なことになる。(一遍、うちでもそれでサーバが一つこけた)
で、そんな恐れがあるAPCUPSのSMARTシリーズよりクラスが上のUPSがある。扱う電力の桁も一桁大きいし、複数の信頼性の高いUPSを内蔵で制御して中のユニットの一つがやられても別なユニットに切り替わりUPS総体としての電源供給が止まるということが無いようにしている。
初期導入費用が一般のUPSよりかなり高いのと保守費を含めたランニングコストがどうなのか検討してみないといけない。ユニットの増設である程度のスケーラビリティが確保できるのは魅力。
まあ、大規模アプリケーションシステム毎に導入するか、コンピュータ室まるごとの電源のシステムとして検討したほうが良いかも。