本日の本

「獄医立花登手控え」 藤沢周平
日曜日に実家に行ったところ、お袋が昔NHKでやっていた「獄医立花登手控え」のDVDにはまっていた。私も一緒になってはまってしまった。で、お袋が読むかといったので遠慮なく借りて帰って、今日読み上げた。
やっぱり藤沢周平はすごいよなー、と思う。心の機微がきちんとかけていてそれでいて話が重たくない。文章も中で使われている言葉も綺麗だし、古きよき日本語という感じがする。近頃はこういった綺麗な日本語使いが減ってきているような気がする。
藤沢周平は、「三屋清左衛門残日録」が一番すきなんだけど、他にも「用心棒日月抄」も面白い。そういえば両方ともNHKでドラマ化された。
DVDはいずれ借りる約束をした。

春秋の檻―獄医立花登手控え (講談社文庫)

春秋の檻―獄医立花登手控え (講談社文庫)