Nagiosインストール

Nagiosをテスト的にインストールして運用していた。対象はHOST150台、サービス231件である。Nagiosが使えるかどうかのテストがいつの間にか本格稼働に近い形になっていた。
インストールしたサーバのハードがDELLのOptiplexGX1(Pen-2 500M)で、言うなれば単なる古いPCで、いつ電源やHDDが飛んでもおかしくない状態だった。それで、今回IBMのx306にインストールし直した。
x306はミラー構成なのでRaidのドライバをIBMのサイトからDownloadした。
CentOS4.3なのでRedhat Enterprise 4 Update3用のイメージをFDに焼いた。boot時に

boot: linux dd

でドライバの読み込みを行う。
OSのインストールが済んだら次はApacheのインストール。バージョンは2.0.58。
Nagiosだけど、最新は2.6。
はまったのはNagiosのPlugin。
稼働中のNagiosではcheck_snmpでHUBやらUPSの監視をしている。HUBは電源やFAN、温度異常など。UPSはバッテリーの交換(予防交換しろよというつっこみは無しね)。この監視をSNMP経由でやっている。新しいNagiosでも必須の機能なのです。
nagios-plugins-1.4.5.tar.gzをDownloadしてインストールしようとするが、check_snmpが入らない。
以前のバージョンではソースにパッチを充てなければならなかったのでそれをやるが動かない。コンパイルすらしない。(結果的に、1.4.5ではchek_snmpのソースにパッチを充てる必要はないようである)
原因は2つ。snmpget、snmpgetnextが入っていなかったのとNet::SNMPがインストールされていなかったため。
./configureの出力をちゃんと見ていればすぐわかったはずなのに、はまってしまいました。
snmpget、snmpgetnextはnet-snmpをインストール。Net::SNMPcpanでインストール。
最後に現在稼働しているNagiosからnagios.cfg以下の設定ファイルを持ってきてとりあえずの稼働は確認できた。新しいNagiosで旧サーバとの文字コードの違いで一部のHOSTで文字化けが発生しているのはご愛敬。ここまでくればぼちぼち改修してゆけばOK。

で使用感だけど、新しいサーバでは旧サーバと比べるとスペックが鬼のように違うだけあってさくさく動く。
古いサーバでうまく動かなかったメール通知もcheck_periodも問題なく動いている。