IC1396(ケフェウス座)

Borg67FL+フラットナー
QHY11 4*4ビニング 1200秒 1枚 撮影温度 -21度
 Hαフィルタ(バーダー Narrowband 7nm)
GPD赤道儀(K-ASTEC改造)
 オートガイド(ガイド鏡はminiBorg+Lodestar)ガイドソフト:PHD2
2015年9月22日撮影。撮影地は福岡市西方。
ステライメージ7にてFITファイルをTIFFに変換後、Photoshopにて調整。

 ケフェウス座のIC1396です。
 ちょっとバラ星雲っぽいですね。
 赤い星雲で肉眼では全く見えません。結構デカイんですけどね。
 この対象は昔X4でレンズを変えて何度か撮ったのですが輪郭はこの通りなんですが内部はのっぺりとしか写らずに、今回こんな構造なんだなというのがわかりました。モノクロ冷却CCDのナローバンドって凄いなと思いました。

 実はQHY11(冷却CCDカメラ)に若干不具合が見つかり今日昼に購入したお店にクロネコヤマトでドナドナしました。と言っても修理でちょっとしたら復活して戻ってくるでしょう。
 その不具合の内容ですがこの写真の右上の隅の方に斜めに線が何本か入っているのが微かにわかります。これはCCD面に薄い筋みたいなものが入っていてそれが写り込んでいました。この線は少し前から写り込んでいたのですがCCD面を正面から見ても全く見えずフィルタホルダなどを外してCCD面を斜めから見て初めてわかりました。

 モノクロ冷却CCD+Hαフィルタの凄いところは空に満月が出ていようとあまり変わらない感じで写るらしいです。これまで月が大きい夜は忌避していたのですがこれからは元気に撮れますね。