ぎょしゃ座 IC405/IC410/IC417

Borg67FL+フラットナー
QHY11 4*4ビニング 1200秒 1枚 撮影温度 -21度
 Hαフィルタ(バーダー Narrowband 7nm)
GPD赤道儀(K-ASTEC改造)
 オートガイド(ガイド鏡はminiBorg+Lodestar)ガイドソフト:PHD2
2015年9月22日撮影。撮影地は福岡市西方。
ステライメージ7にてFITファイルをTIFFに変換後、Photoshopにて調整。

 お久しぶりです。更新は半年ぶりです。
 ぎょしゃ座のIC405/IC410/IC417です。
 9月22日夜から23日朝にかけて北部九州は雲一つない晴れでお月様も直ぐ西へ沈むという好条件に恵まれたので少し頑張ってみました。

 QHY11を使っての撮影は何度目かになるけど公開する気になったのはコレが初めてかも。
 一つはモノクロ冷却CCDは不慣れということで露出時間とか感度とか様々なパラメータがよくわからなかったせい。
 もう一つはナローバンドフィルタがここまで暗いとは、と言ったところでした。
 4*4ビニングならばナローバンドでも少しは手軽に撮れるのではということで1200秒(20分)露出で撮ってみたところ写った。
 今後以降は光学的な問題があるのでそれを追い込みつつ露出時間を伸ばすのと色を付ける方向で頑張りたいかな。色付けはLRGBも良いけどデジイチで撮った画像を色データとするというここのところ流行りの方法でやってみたいですね。RGBを別々に撮るのは面倒なんだもの。また、この写真ではビニングで感度を稼いでいるけど1*1(ビニングなし)とか2*2と4*4の関係がどんなものなのか実感したいですね。(1*1に対して4倍と16倍の関係になるのかしらって)
 それにしても勾玉星雲ってこんな構造だったんだねと感心しています。